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一声運動
てつは、7歳になりました。1歳を過ぎた頃から、凶暴になり、こりゃぁマズイ!と、
私は犬にモチベーションを与えるトレーニング方法やTタッチ、バッチフラワーなどを
勉強して、少しでもてつの気持ちをわかろうとしてきました。

そのおかげなのか、ただ歳をとったせいなのか、てつは、ずいぶん、見た目もですが
性格が丸くなった気がします。(あくまでも当犬比です。フレンドリーなワンコと比較
すると、まだまだとっても、とがっております^^;)

色々やった中で、一番、よかったかなぁと思ったのが、一声運動です。

てつのように小さい犬は、つい、抱っこをしやすいのですが、何気に抱くと、ワンコサイド
としては、巨人のような人間が急に自分を抱き上げるのですから、ものすごく、
「びっく」とするそうです。それが、結構なストレスになるらしいです。
そのストレスで、近づくだけでも恐がるようになるらしいです。
だから、びっくりさせないように『一声運動』が大切だそうです。
ドッグリレーションの松江香史子さんに、以前、教えていただきました)

私もそれを聞いて何年も実践していて、最近、ふと、感じたのですが、てっちゃんは、
『抱っこ』ってことばが、何を意味しているのか理解しているんだ、って、思いました^^;

たとえば、散歩に行って、ベンチの上にピョンと乗るのですが、てつはヘルニアに
なったので、なるべく、高いところから、降りさせないようにしています。
だから、ベンチの上から降りるときは、『てっちゃん、抱っこしようか』と、言って、
抱っこしてるのですが、声をかけると、身体を浮かせて私に身体をあずけるように
抱っこに協力しようとします。

わかっているんだなぁ~って、なんだか、うれしくなりました。

もうひとつ、やっていてよかったなぁって思うことが、悪いことをしていても、ちょっと
でも、いいことをしていたら、99%悪いことをしていて、1%のいいことを見つけたら
そのいいことを褒めると、咬むのをやめることがわかりました。

たとえば、ゴミ漁りをしている、てつを後ろから無言で抱き上げると、完璧に
咬まれます。奴も必死ですから、咬むと半端じゃないです。血がしたたり落ちるほど
かむので、大変です。

なので「もし、もし、てっちゃん、ここは、困りますよ。ちょっと、抱っこしますよ。」
と、のん気に話しながら、抱っこするのですが、ゴミ漁りは必死なので、そんな
一声運動でも、たいてい、手を咬まれそうになります。
でも、咬みそうになったら「あっ、てっちゃん、咬んでええんね?」と、脅すと
一瞬、たじろって、咬みません。その一瞬の隙に「あっ、てっちゃん、我慢したん、
えらいねぇ。てっちゃん、天才じゃねぇ」と、何度も何度も言うと、まんざらじゃなさそう
な顔をするんです。

普段の行動で褒めるとき、いつも「エライね」とか「天才じゃね」と言って、おやつを
与えていたので、オヤツがなくても「エライ」とか「天才」という言葉だけでも、
感じのいい言葉と思っているようなんです。

言葉って、ほんと、大切ですね。
by techu0525 | 2008-12-28 21:39 | てつくんの徒然
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